名刺の作成に必要なメールアドレス!フリーメールはNGなの?
名刺は自分のために作るのではなく、相手と連絡先を交換するために作成します。
初対面の人に自分が何者なのか証明するツールになりますので、皆さんが考えている以上に丁寧に作らないといけません。
「いつでも気軽に連絡してください」という意味合いで名刺を渡すため、オフィスの電話番号や携帯電話だけではなくメールアドレスも必須です。
パソコンを業務に使うようになってからメールアドレスは欠かせない情報になりましたので、名刺を作成する際にはきちんと表記する必要がありますよ。
しかし、名刺の中に入れるメールアドレスはGmailやYahoo!mailといったフリーメールは避けた方が良く、その理由を以下ではまとめてみました。
- 誰もが簡単にアカウントを取得して作成できるので信憑性に欠ける
- ビジネスの世界ではあまりフリーメールを多用しない方が良い
- 会社としての取引をしてもらえない可能性がある
GmailやYahoo!mailなどのフリーメールを名刺に載せるのが絶対にNGというわけではありません。
Google社のGmailは特に無料で使えるのにも関わらず、以下のように便利な機能がたくさん備わっています。
- メールの保存容量が10GB以上と非常に多い
- 高速で大量のメールの中から検索できる
- 返信メールを一括で確認できるスレッドビュー
使い勝手が良くて広く普及されているのは事実でも、「フリーメールのアドレスを使っている個人事業主やフリーランスとは仕事をしない」と言い切るクライアントも少なくありません。
確かに、法人でフリーメールアドレスを使っている企業は皆無ですので、連絡先が必要だからといって闇雲に名刺の中に記載しない方が良いでしょう。
名刺には独自ドメインのメールアドレスを載せよう
フリーメールを記載した名刺の作成は信憑性に欠けやすく、大手の法人と取引するような個人事業主であれば尚更です。
「フリーメールがダメならどのアドレスを載せれば良いの?」と疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。
個人事業主はただでさえ法人ではないという時点で不利な状況に立たされていますので、信頼感を獲得するためにも独自ドメインのメールアドレスを取得すべきです。
独自ドメインのメールアドレスが一体何なのか簡単に説明していきます。
- 独自ドメインはホームページやブログの開設だけではない
- ユーザーのみが使用できるメールアドレスがある
- 会社や個人だけが使える専用のメールアドレスとなる
フリーメールとは違って無料ではありませんので、取得するには一定の料金を支払わないといけません。
しかし、莫大な費用を費やすわけではありませんし、お金をかけてしっかりと仕事をしている印象を与えられますので信用力は下がらないのです。
「メールアドレスなんて気にしない」「フリーメールでも独自ドメインでも中身の方が大事」と考えている方はいます。
それでも、個人事業主やフリーランスは特に自分をブランディングしなければならず、メールアドレス一つにしても名刺の作成にしても細心の注意を払うべきですね。
「この仕事はあなたにお願いしたい」と思われるためにも、事業を始める前に独自ドメインのWebサイトとカスタムメールアドレスを取得しましょう。
独自ドメインを作成する時は、「できる限り短くわかりやすく」「自社の業種がわかるようにする」「自分の会社名がわかるようにする」の3つを心掛けてみてください。
おすすめのドメイン取得業者はどこ?
独自ドメインのメールアドレスを取得するには、ドメイン取得業者を利用します。
「○○○を利用すべき」とは特に決められていませんが、下記の3つのサービスはフリーランスや個人事業主におすすめのドメイン取得業者です。
- お名前.com
- ムームードメイン
- スタードメイン
中でもお名前.comは有名なサービスで、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
他にも、通常のドメイン取得業者が有料なのに対して、無料で独自ドメインのメールアドレスを取得できる「Zoho Mail」が注目を集めています。
無料アカウントの取得で5GBという容量なので十分ですし、業務で取得したメールアドレスを名刺の中に入れて作成するだけで完了です。
もちろん、フリーメールを使っていなくても名刺のデザインに問題があればイメージが悪くなる恐れがありますので、高品質な名刺を作りたい人は専門サービスのVistaprint(ビスタプリント)を利用しましょう。
Vistaprint(ビスタプリント)では、名刺の中に入れる情報を自由に決めてオンライン上で編集できるシステムが採用されています。
100枚で980円という格安価格も魅力的なポイントですので、Vistaprint(ビスタプリント)で飛びっきりの1枚の名刺を作成してみてください。

ビジネスでメールを使う際の注意点!
ビジネスにおいてメールは欠かせない存在ですが、意外にもマナーを守れていない人が多々存在します。
独自ドメインのメールアドレスを取得していても綺麗で見栄えのある名刺を作成していても、メールの使い方が間違っていると相手に失礼ですので注意しないといけません。
そこで、ビジネスメールの送り方や受け取り方など、押さえておきたい基本的なマナーについていくつか挙げていきます。
- 「もう少し経ってからで良いや」と後回しにせずに瞬時に返信する
- 相手への敬意や配慮を忘れない姿勢を常に意識する
- 不要な重複表現を省いて簡潔で分かりやすい文章を書く
- 重要な要件に関してはメールやFAXを使用しない
- 1通のメールに対して1用件で書くことを意識する
サラリーマンであれば当然のように把握していることでも、一人で事業をこなしてきた個人事業主やフリーランスは意外と知らないものです。
恥をかいたり失敗したりする前に、今一度ビジネスメールの常識やマナーをチェックしておいてください。