QRコードとバーコードの違いは?
QRコードとバーコードは、今までの生活の中で一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
似たようなイメージがありますが、QRコードとバーコードでは下記のように入れられる情報量や使用用途には違いがあります。
- バーコードは縞模様状の線の太さで文字や数値を表す
- QRコードは高速の読み取りを重視したマトリクス型のコード
黒い点々や線で図形が更生されている点では一緒でも、QRコードの方が圧倒的に情報量が多いのが特徴ですね。
バーコードとは違い、QRコードは次の4つを駆使して文字情報や画像情報を詰め込んでいます。
- ファインダパターンで位置を認識する
- アライメントパターンでズレを補正する
- クワイエットゾーンの空白部分を設ける
- タイミングパターンでモジュール座標を決定する
携帯電話やスマートフォンのリーダーをQRコードにかざすだけで、サっと簡単に読み取ることが可能です。
QRコードやバーコードが入った名刺を作成するメリット
バーコード入りの名刺は少ないかもしれませんが、QRコード入りの名刺を作成している方は増えています。
相手にしっかりとアピールできる名刺が欲しい方は、QRコードを余白部分に加えてみてはいかがでしょうか。
ここでは、QRコード入りの名刺を作成するメリットについてまとめてみました。
表面と裏面のスペースで載せられない情報を相手に伝えられる
従来の1方向だけのバーコードと比べて、QRコードは縦と横の2次元にデータを記載していますので、その内容量は膨大です。
バーコードと比べて数十倍から数百倍の情報をQRコードは持っており、名刺の余白の部分に添付することで受け取った相手はカメラで読み取ることができます。
名刺の表面と裏面のスペースだけでは足りない時に、QRコードが大いに役立つわけですね。
「名刺には載せられないけど、○○○の情報を見て欲しい」と願っている方に、QRコード入りの名刺が実に適しています。
最近のスマートフォンや携帯電話ではQRコードを読み取れるカメラが内蔵されていますので、QRコード入りの名刺を作成するのは良いでしょう。
名刺がスッキリと見やすくなる
日本で使われている名刺は基本的に55mm×91mmという大きさで、この限られたサイズの中に自分の情報を記載する必要があります。
名前や連絡先などの項目に加えて、以下の情報を全て表面でまとめようとすると文字が小さくなって見にくくなりますので注意しないといけません。
- 自分のプロフィールを載せたい
- 過去の実績や成果を掲載したい
- 自分のキャッチフレーズを伝えたい
そのような時に趣味や自己PRなどの内容をQRコード化すれば、必要最低限の情報だけを名刺の中に記載し、後は名刺を貰った人が自分でアクセスするだけで済みますよ。
仮名や漢字といった複雑な情報でも小さなスペースで縮小して表現し、スッキリと見やすいデザインに仕上げられるのがQRコード入りの名刺を作成する大きなメリットです。
「少しでも相手に自分の情報を名刺で伝えたい」と考えている方はいますが、あまりにも表面に文字を詰め込みすぎているとフォントサイズが小さくなり、「読みにくい」「見にくい」「良く分からない」といった印象を相手に与えてしまいますので気を付けてください。
QRコード入りの名刺を作成する方法は簡単!
QRコード入りの名刺を作成するに当たり、次のイメージを持っている方はいませんか?
- QRコードは専門的なデザイナーさんに依頼しなければ作れないのでは?
- QRコードの作成で高い料金が発生するのでは?
- 他の名刺と違って作成までに長い時間がかかるのでは?
複雑な情報が白と黒の点々の中に含まれているわけですので難しそうだと考えるのは普通ですが、QRコード入りの名刺は皆さんが想像している以上に簡単に作成できますよ。
以下では、名刺で自分の情報を相手に最大限に伝えたい方のために、QRコード入りの名刺作成のやり方をまとめてみました。
まずはQRコードを無料で作成する
まず最初に、インターネットのサイトを使ってQRコードを作成することから始めましょう。
QRコードは専門のサイトを使い、無料で作成することができます。
どのサービスを使ってQRコードを無料で作成できるのか、いくつかのサービスを見ていきましょう。
- 登録不要でQRコードの累積発行数No.1の実績を持つ「QRのススメ」
- 商用利用もできるQRコードを簡単に作れる「cman.jp」
- フレームQRコードを簡単に作成できる「QRコードメーカー」
上記の中でもQRのススメは、「さっそく作る」というボタンをクリックすればすぐにQRコードの作成を始められますし、SSL対応なのでプライバシーの観点でも安心です。
URLや電話番号などは自動的にリンクが設定されますので、名刺の中に記載する項目を整理すればスッキリとした印象になって全体的に見やすくなります。
名刺作成サービスのVistaprint(ビスタプリント)に依頼する
QRコードを作成した後は、名刺作成サービスのVistaprint(ビスタプリント)を利用していきます。
Vistaprint(ビスタプリント)はネット通販で名刺を作成できる印刷会社で、海外のサービスながらも日本で絶大な評判を獲得しました。
Vistaprint(ビスタプリント)の公式サイトにアクセスして好きなデザインを選び、データ入稿でQRコードをテンプレートに貼り付けるだけでOKです。
たったこれだけの手順で、見やすくてスッキリしたデザインの名刺を作成できます。
どのデザインテンプレートを使っても100枚で980円と格安の料金設定ですので、是非一度Vistaprint(ビスタプリント)を利用してみてください。
